言霊、勇気。神田川☆
NHK Eテレの「団塊スタイル」という番組は、時々見るんですが、今日はもとかぐや姫の南こうせつさんと、代表曲「神田川」にまつわる話でしたね。。^^
かぐや姫の歌が日本の歌謡界を賑わしたころは、「Jポップ」とか「フォークソング」というジャンルの曲が大人気で、様々なアーティストやグループが活動していました。
団塊世代のその下じゃないか?と思われる私たち世代も、高校、大学〜社会人と、このフォークに励まされて来た時代の人間です。
ひとつ一つの歌を聴いていると、その当時の自分自身がやっていたこと、考えていたこと、自分の人生の流れを思い出し、反芻し、また今に至る人生の歩みが「正しかった!☆」ということを改めて確認したり、これからの自分の歩みに勇気をもらったりできるのです。(グレープ&さだまさしもお気に入りアーティストです♪)
昭和初めに生まれ、戦時中を生きてきた母の世代(昭和4年生まれ)が、終戦後ラジオから流されてきたという美空ひばりの歌声やら、青い山脈やらに励まされたように、
終戦後、何もないところから、がむしゃらに復興をめざして生きてきた大人の背中を見ながら、何が正しくて、何をすべきか??とか
自分はどう生きるべきなのか??とか、これで良いのか??とか、
自分の思い(生き方や生きる上のメッセージ)を言葉にいっぱい詰め込んだフォークソングは、言葉の力(言霊)で、多くの人たちに勇気を与え続けてきたんじゃないかな?と思うのですよ。
南こうせつさんが人気絶頂だったかぐや姫を解散したのは26歳の時だったといいます。
その後の音楽会では、いろんなジャンルの音楽がはやり、こうせつさんも、新しい音楽ジャンルに合わせて様々なことをされたり、悩まれたことも多かったといいます…
コンサートを開くたびに、観客の数がどんどん減っていく。。。
でも「歌えることが幸せ。歌えることに感謝しなくちゃ」と、前向きにとらえ、今を楽しむことに徹したという、30代の頃の思い出話にはグっときました。。
改めて、「神田川」という曲一つに込められた、様々な人々の努力や思い。そしてその曲を大切にしながら、日々を一生懸命に生きてきた南こうせつさんと仲間達の思いがこもっているからこそ、今もこの「神田川」は多くの人に勇気を与え続けているんですね。。
(今の子ども達は、日本人として生まれながら、国語が一番苦手だといいます。。
日本語の素敵なところは、一つの言葉にいろんな意味を込められる。そしてその奥深い意味を読み取るおもしろさにあるんじゃないかな?っと思うのですが^^)
ユーチューブで見つけた「神田川」です↓↓
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